サムスン電子ジャパンが、Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルを2023年7月6日に発売します。
国内公開市場向けGalaxy S23 Ultraがいよいよ発売
今回発売されるのは、Galaxy S23 Ultra (SM-S918QZEGSJP)で、ストレージが1TBのSIMフリーモデル。メモリは12GBで、色はクリームです。
価格は253,440円です。サムスンの直販サイトで発売されます。
購入者を対象に、Samsungオンラインショップで使える17000円のクーポンをプレゼントするキャンペーンも実施しています。
Samsung独自の下取りサービスが開始されます。開始日は6月23日です。
Galaxyの保証「Galaxy Care」もオプションで販売されます。
非キャリアモデルを求めるユーザに朗報
「Galaxy S23 Ultra」については、2023年4月20日にドコモとau、楽天から発売されました。
Snapdragon 8 Gen 2を搭載したGalaxyのフラグシップ機種で、発熱性能が大変に優れていると評判です。
Galaxy S23 Ultraは、かねてから、キャリアモデルではない公開市場版が出るのではないかと噂されておりました。今回ようやく日の目を見たという格好です。
例えば、ドコモを使っているが「Galaxy S23 Ultraの1TBモデルが欲しかった」というユーザさんにとっては朗報ですね。
さらに、SIMフリーモデルが発売されることはGalaxy S23 Ultraユーザにとって重要なだけではありません。
この夏に発売が予定されている Galaxy の折りたたみスマートフォンGalaxy Zシリーズについても、SIMフリーモデルを期待して良いのではないかと思われます。
まだはっきりしたことは何もわかりませんが、サムスンジャパンがSIMフリーモデルを意識していることは間違いありません。
色々思うところはあるが、しかし大きな前進だ
今回、Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルが発売されることがわかり、私は大変嬉しい気持ちでいっぱいです。
しかし、色々と気になるところがあります。
まずは発表のタイミング時期です。なぜこの6月20日なのか。キャリアモデルと同じタイミングで発売してはダメだったのか。疑問が残ります。
すでにキャリアでGalaxy S23 Ultraを購入されたユーザさんが、もしかしたら悔しい思いを抱えてしまっているのではないか、と思います。
また公開市場版Galaxy S23 Ultraは、1モデルしか出ないのも気になります。
1TBモデルが出たのはフラグシップとして大変良いのですが、一方でもう少し小さいストレージのモデルを用意できなかったのか。まさか一機種のみとは想像だにしませんでした。
256GBなど、もう少し割安感のあるモデルを提供し、Galaxy S23 Ultraは欲しいが、コストに敏感なユーザ層にアピールしても良かったのではないかと思います。
最後に値段についてです。公開市場版Galaxy S23 Ultraの価格は253,440円です。一方、au版Galaxy S23 Ultraも同じ253,440円です。
私はこれは理解できません。auはサムスンから仕入れているわけで、仕入れに利益を上乗せした価格が253,440円のはず。
それをサムスン直販が253,440円と同一価格なのは、いったいなぜなのか。サムスンはもっと安くすることができたでしょう。それを au に合わせたのはなぜなのか。疑問が残ります。
最後に
以上、Galaxy S23 UltraのSIMフリーモデルが2023年7月6日に発売されることをお伝えしました。
待望のGalaxy Sシリーズがキャリアを通さずに購入できるようになります。
オンラインショップでの販売だそうですが、Galaxy原宿でも販売されるのでしょうか。そうあって欲しいと思います。
Androidで最も使いやすいのは Galaxy だと私は考えておりますが、ついにそのSシリーズが公開市場向けに出たということで、大きな転換点を迎えたと思います。