先日、motorola edge 50s proのSmart Connect機能を使って、Chrome リモートデスクトップを活用する方法を紹介しました。

今回は、Macに特化したリモート操作を紹介します。
Macの画面共有機能を使って、edge 50s proにインストールしたVNC ビューアでリモート操作する方法です。
Macの画面共有を有効にする
Macには標準で画面共有機能が備わっています。
まず、Macで「システム設定」にある「一般>共有」を選択し、「画面共有」を有効にします。
横にある「i」のボタンを押すと次のような画面が出てきます。

これで、Macの画面を他のデバイスからアクセスできるようになります。
アプリ「RealVNC Viewer」を利用する
次に、edge 50s proに VNC ビューアをインストールします。
ここでは、Google Play ストアからアプリ「RealVNC Viewer」をインストールすることをご紹介します。このアプリはすでに定評があり、無料です。

このアプリを使うことで、Mac側にアクセスすることができます。
設定方法は省略しますが、基本的にはアプリの指示に従うだけで、簡単に設定できます。
edge 50s proを大型ディスプレイに繋いで、デスクトップ環を操作する
RealVNC Viewerの設定が済んでしまえばあとは簡単です。
edge 50s proを大型ディスプレイに接続し、Smart Connectのデスクトップから先ほどのRVNC Viewer を起動します。Macにリモート接続すれば、まるでデスクトップMacのように使うことができます。

Macを操作するのでマウスやキーボードがある方がいいです。edge 50s proにBluetoothでそれらを無線接続することも、ハブを利用して有線接続することも可能です。
VNC ビューアのメリットとデメリット
メリット:スムーズな操作
VNCはデスクトップ環境を直接提供するため、Chrome リモートデスクトップよりもレスポンスが良く、操作がスムーズです。
メリット:Mac側のインストール不要
Chrome リモートデスクトップでは、Mac側に拡張機能をインストールする必要がありますが、VNCはMacの標準機能であるため、その必要がありません。

デメリット
同一のWi-Fiネットワーク下であれば、VNCを利用してアクセスする方法は簡単です。
しかし、外部からアクセスする場合はちょっと面倒で、専門的な知識が必要になります。
ルータのポートを解放したりする手間があります。
まとめ
以上、motorola edge 50s proでMacをリモート操作する方法をご紹介しました。
Macには標準で画面共有があります。Androidスマートフォンmotorola edge 50s proにVNC ビューア(本記事では RealVNC Viewerをご紹介しました)をインストールするとMacをリモートで操作できます。
さらにedge 50s proのSmart Connectのデスクトップ機能を使うことで、大型ディスプレイに接続し、デスクトップ環境を実現できます。
Chrome リモートデスクトップよりもスムーズで、Mac側の他のアプリのインストールが不要な点でメリットがあります。
edge 50s proのSmart Connectのデスクトップ機能があれば、スマホの機能をどんどん拡張できます。edge 50s proは、マジでいいデバイスですよ。