NTTドコモ・au・UQモバイルは、サムスンのスマートフォン「Galaxy A20」を発売します。
Galaxy A20はGalaxy A30の弟分のような存在です。Galaxy A30がミッドレンジのスマートフォンとして市場に好感されていますが、A20はさらに値段を下げたモデルです。NTTドコモからは1万9444円(税別)で販売されます。いわゆる格安スマホといっていいでしょう。
Galaxy A20は、Exynos 7884B オクタコアを搭載。ディスプレイは5.8インチOLEDで、OSはAndroid OS 9を搭載、バッテリーは3,000mAh を備えます。
一方、解像度はHD+(720×1560)と低解像度であり、メモリは3GB。この辺りは値段なりであり、Galaxy S10やNote10、いわんやGalaxy Foldを見慣れた人からすると、見劣りします。高性能を要するゲームには向きません。
しかし、Galaxy A20にはハイブリッドラジオ機能が搭載されます。
ハイブリッドとはインターネットラジオとFMラジオのこと。この機能を搭載したスマーフォンを「ラジスマ」と日本民間放送連盟は称しています。
ラジスマ対応機種 4機種
- Samsung「Galaxy A20」
- ASUS「ZenFone 6」
- Fujitsu「らくらくスマートフォンme」
- Kyocera「URBANO V04」
インターネットラジオはラジコであり、どんなスマートフォンでも使えるのは当たり前。それにFM受信機能を兼ね備えているのがラジスマです。
FMラジオは、パケット料金が不要で聞くことができますし、インターネットがつながりにくいところでも聞くことができます。
また私自身が強く思うのは、災害時です。電源が取れない、通信環境が悪いなど、災害時に情報を得るのにFMラジオは役にたってくれます。
いまラジオを聴く人が減っているそうです。ラジオ局側としても、生活必需品たるスマートフォンにラジオ機能を載せるというのは必要なことと認識しているのでしょう。FMラジオを搭載したスマートフォンは、これからも増えてくるかもしれません。
もしスペックは低くても、Galaxyが欲しいという方は、このラジスマ「Galaxy A20」を入手して、FMラジオを楽しんでみるといいでしょう。