motorola edge 50s pro は、4K表示が可能
motorola edge 50s pro は、Smart Connect機能に対応しております。
このSmart Connect機能を使うと、USB-C to HDMIケーブルなどを利用して大画面ディスプレイにスマートフォンの画面を表示できます。
さらに、デスクトップ環境を利用することが可能です。このデスクトップのUIは、MacやWindowsほどの完成度ではありません。
けれども、日本語入力も可能で、生産性を発揮できます。私たち日本語ユーザにとって、極めて重要です。
私は、このスマートフォンmotorola edge 50s proをJapanNextの4Kモニターに接続してみたところ、しっかりと表示されました。

すげぇ!

Samsung DeXとの比較
motorola edge 50s proが4Kできるのに驚いたのは伏線があります。それはSamsung DeXの機能が私の頭にあったからです。
SamsungのDeXは2017年に導入されました。しかし当初から日本語入力が不十分でした。表示機能はWQHDどまりで、4Kディスプレイにも対応していません。
なお、解決策としてGood LockやMultiStarを使用する方法があります。ただ最初から使えるわけではありません。あくまでオプション扱い。
Samsung DeXは2022年以降、進化していないように感じられますね。
Motorolaの積極的な姿勢
DeXに対するSamsungの消極的な姿勢がだんだんと明らかになるいっぽう、Motorolaはデスクトップ機能に積極的に取り組んでいます。
Smart Connectは、4K表示も日本語入力もいけます。LenovoのWindowsとも相性がいいです。
Samsung DeXと比較すると、Motorolaの積極的な姿勢が際立ちます:
機能 | Motorola Smart Connect | Samsung DeX |
---|---|---|
4K表示 | 対応 | 非対応(WQHD限定) |
日本語入力 | 標準搭載 | 不十分(まともに打てない) |
最新の進化 | 積極的 | 停滞 |
私はMotorolaのデスクトップ機能の性能は、こんご花開くのではと思っています。
ARグラスの分野が今後さらに発展する中、Motorolaは、将来的にも業界で重要な地位を占める可能性があります。
日本に限って言うと、Androidスマートフォンとしては、Motorolaの地位は大変低いです。ただここまで品質の高い製品を作っていると知り、私は非常に興味がわいてきましたよ。
Smart Connectの可能性
私はSmart Connectに触れて感動し、絶賛してきました。
しかしだからといって、不満に目をつむるつもりはありません。まだ改善の余地があります。
たとえばマウスポイントはもっとデスクトップOSに寄せてほしいですし、画面解像度も変えられるようになってほしい。もっと柔軟なシステムを備えてほしいのです。そのためには Smart Connect が進化しなくてはなりません。
と同時にユーザー側の工夫で、多くのことが可能です。私はこの工夫する部分に目を向けたいのです。
例えば、外部ディスプレイやマウス、キーボードを接続し、VNCクライアントやChrome Remote Desktopを使って、Macをリモート操作したいと考えています。MacにはVNCが標準搭載されているので、どうにか便利に使えないかと思います。
これから試行錯誤してみますよ。
さらにはAndroidのアプリ「Termux」を使ってLinuxをインストールすることも試みたいと考えています。せっかくSmart Connectという面白い器が用意されているのですから、Androidの良さである柔軟性や拡張性を利用して、器の中でどんどん挑戦してみたいです。