ミドルレンジスマホの新たな選択肢として注目を集める「motorola edge 50s pro」。
2024年の終わりから2025年の始めにかけて、その高性能ぶりとコストパフォーマンスの良さから、多くのユーザーから注目を集めています。
2024年2月、私はmotorola edge 50s Proを購入しました。噂通りの性能で、圧倒されています。
本記事では、motorola edge 50s Proのスペック、競合との比較、弱点まで、徹底的に掘り下げていきます。

motorola edge 50s Proスペック紹介
motorola edge 50s Proは、Snapdragon 7 Gen 3を搭載し、8GBのRAMと256GBのストレージを備えたミドルレンジスマホです。
オープンマーケット版として「motorola edge 50 Pro」が発売されていますが、このedge 50s Proはソフトバンク版です。
「50s」の「s」は、ソフトバンクの「S」と言ってもいいかもしれませんね。
両機種ともほぼ同等の性能です。オープンマーケット版は12GBのメモリを搭載しているのに対し、ソフトバンク版は8GBです。
Snapdragon 7 Gen 3搭載で性能は高いですが、超高性能を要求するゲームには向きません。それでも、一般的な使用には十分な性能を誇ります。
edge 50s Proは、6.7インチのSuper HD pOLEDディスプレイを搭載し、最大144Hzのリフレッシュレートに対応。滑らかな映像表示が可能です。
カメラは5,000万画素のメインカメラを含むトリプル構成で、125Wの超急速充電にも対応しています。
また、防水防塵性能(IP68)やおサイフケータイ機能も搭載されており、日本向け仕様となっています。
edge 50s proの魅力はこれだ
モトローラが特に推しているのは、「圧倒的な充電速度」と「美しいディスプレイ」です。125Wの急速充電は、わずか19分でフル充電を実現し、忙しい朝でも安心です。
この125Wの超急速充電は本機種の大きなアピールポイントで、ソフトバンクの「神ジューデン」とも言えます。
またディスプレイは色彩豊かで、映画鑑賞やゲームプレイに最適です。
実際、edge 50s Proのディスプレイを手に取ってみると、とても美しいことがすぐにわかります。
しかし、私が最も魅かれた点は「Smart Connect」機能なのです。
スマートフォンをディスプレイにUSB経由で接続すると、まるでパソコンのように使えます。
なんだ、俺のやりたいこと、Smart Connectでできるじゃないか。
— ギャラフォン (@galaphonenet) February 28, 2025
もう少し時間をかけて、検証が必要だけれど。
遠回りしていたかもしれない。
さっさとedge 50s proに飛びついておけばよかったよ。 https://t.co/pNoQjoooq4 pic.twitter.com/hLWD1iIQSf
Galaxyで言うとSamsung DeXに相当する機能です。
モトローラの「Smart Connect」は、かつて「Ready for」と呼ばれていたと思います。
私はSmart Connectをずっと試したかったのです。今回、実際に購入し、触ってみて、ほぼ思った通りの機能が実現されていることがわかりました。
スマートフォンをディスプレイに繋ぎ、キーボードを繋ぐと、Gboard で日本語でテキストが打てる。ちゃんとブラウザを使える。このような一連の動作が、ストレスなく実現できています。
「edge 50s pro」を買って良かった!と思いました。
Samsung DeXでは、日本語がまともに打てません。SamsungのIMEはとても酷い出来です。
edge 50s proがお求めやすい価格に
さらに、これだけの機能が揃っていながら、edge 50s Proの価格が抑えられている点は魅力的です。
この機種は2024年7月に発売されました。ミドルレンジスマホの価格帯(約5万円)でした。しかし、2024年の終わりには一括3万円前後となったのです。
MNPを利用すれば、キャリアが2万円を割り引きます。なんとedge 50s Proを9,824円で販売しているのです。
私は2025年2月終わり、ヤマダ電気のソフトバンクコーナーでMNPを利用して購入しました。
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edge 50s proの注意点
とはいえ、注意すべき点もあります。
このedge 50s Proはエッジディスプレイを採用しています。カーブデザインは確かに美しいです。ちょっと前のGalaxyのハイエンドモデルのようで、懐かしい感じもあります。
しかし、誤操作が発生しやすいのも事実です。私自身、エッジデザインには慣れていますが、やはり誤動作してしまうことに気づきました。
これを回避するにはケースが必要です。
本体にはフィルムやケースは付属しないため、別途購入が必要です。私はすぐに買いました。
さらなる弱点も…
また、外部ストレージが非対応である点も挙げられます。
edge 50s Proは256GBのストレージを搭載しているため、十分ではあります。
しかし、ミッドレンジスマホであれば、拡張性を考慮してmicroSDカードを搭載しても良かったのではないかと思います。
さらに、海外SIMを差し込んでもシャッター音をミュートすることができません。
モトローラの端末は、日本向けモデルでも、海外SIMを差し込むとシャッター音をミュートできました。
しかし、Android OS 14や15からその機能が封じられたようです。
(これは私の認識であり、十分検証できているわけではないので、間違っていたらすみません)
シャッター音だけでなく、スクリーンショット音も強制的になります。これは改善が望まれます。
また、「Glance」や「AppSelector」といった個人情報を取得するアプリが入っていることも懸念されます。
これらのアプリは停止することができますが、最初から搭載するべきではないと思います。
前代モデルとの比較
前モデル「motorola edge 40」と比べると、edge 50s Proは大幅な性能アップが見られます。
特にSnapdragon 7 Gen 3への進化や125W急速充電への対応は大きなポイントです。また、価格差を考えても、edge 40を選ぶ理由はほとんどないと言えるでしょう。
競合モデルとの比較
同価格帯では、Google Pixel 7aやGalaxy A54などが競合します。Pixel 7aはカメラ性能で優れていますが、充電速度やディスプレイ性能ではmotorola edge 50s Proが勝ります。
iPhoneとの比較
iPhone 15と比較すると、AnTuTuスコアではiPhoneが優勢ですが、価格面ではmotorola edge 50s Proが圧倒的に有利です。
また、おサイフケータイ機能など、日本市場向け機能では両者とも互角です。ただし、iOSエコシステムを重視するユーザーにはiPhoneが適しているでしょう。
オープンマーケット版「motorola edge 50 Pro」との比較
すでにご紹介した「S」がつかないモデル「motorola edge 50 Pro」と比べると、RAM容量(12GB vs. 8GB)で差があります。基本的には、メモリは多いほうがいいです。
しかし、それ以外の基本性能はほぼ同じで、大きな違いを感じないと思います。
コストパフォーマンス重視なら50s Proがおすすめです。MNP価格9,824円なら、なおさらです。
下位モデル「motorola edge 40」との比較
下位モデル「motorola edge 40」と比較すると、edge 40はさまざまな面で劣ります。
価格面でも大きな差はありません。ライトユーザーであっても、50s Pro を選ぶべきです。
結論:edge 50s proを買うべきか?
motorola edge 50s Proは、高性能ながら、(2024年暮れからの)手頃な価格設定で、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢です。
ただし、一部弱点もあるのも事実です。ハイエンドのSoCを積んでいるわけではないし、メモリは8GBだし、エッジはやや誤動作しがち、GlanceやAppSelectorといったゴミアプリも搭載されています。
しかし、圧倒的な低価格がそれらマイナス点を打ち消してくれます。
この価格帯でこれだけ多機能なスマホは稀と言えます。2024年終わりから2025年初めにかけて、最もコスパの高いスマホは「motorola edge 50s Pro」と言っても決して過言ではないでしょう。
motorola edge 50s Proは、新品未使用品が多数出回っています。ソフトバンクと契約したくない方は、ぜひ新品未使用品を狙ってみて下さい。
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