Galaxy S9 に Android 10 を入れて思うこと

私は香港版 Galaxy S9 を使っています。2018年夏に入手し、以来1年半ちょっと愛用してきました。

このGalaxy S9 は元々は Android 8 が入って工場から出荷されました。ちょうど1年前ぐらいに Android 9 がリリースされ、そして今年2月にAndroid 10+One UI 2がリリースされたという次第。

私自身、Android 10 を Galaxy S9 にて2週間ほど利用して、感じることを述べたいと思います。

Android 10を入れてキビキビ動くようになった（気がする）
ダークモードがけっこう良い
Galaxy DeX for PC がついにきた（けど未成熟）
ジェスチャーナビゲーション周りが改善したよ
香港版Galaxy S9のプリインストールアプリがうっとおしい
最後に

Android 10を入れてキビキビ動くようになった（気がする）

まず最初に感じるのは軽くなったこと。Android 9を使用していた時よりもキビキビと動作するような気がします。あくまで体感ベースですけどね。

私は大型アップデートがあった時はいつも工場出荷状態にします。その方が旧OSのゴミをひきづらないと思うからです。実際のところ効果は定かではないのですが、ただリセットすることにはそれなりに意味があると思います。

調子が悪くなったらまずはリセットすること。これで大抵の問題は治ります。

また指紋認証周りもよくなったような気がしますね。

ダークモードがけっこう良い

Galaxyでは従来「ナイトモード」を独自に採用してきました。Android 10ではダークモードをサポート。このダークモードがいい感じです。

ダークモードは画面が暗いので、「気持ちまで暗くなる」などという人もいますが、バッテリーの消費電力が抑えられます。

このダークモードの設定はOSワイドですので、例えば Galaxy純正ブラウザ、Gmailなどもダークモードになります。

ダークモード、私は好きですよ。

Galaxy DeX for PC がついにきた（けど未成熟）

Galaxy DeX for PC がついに Galaxy S9 にも来ました。私は Galaxy Note10+ を利用しており、先行する形でGalaxy DeX for PCを使っていました。なので、個人的には新鮮味はないのですが、Galaxy S9 でも使えるのは嬉しいところ。

Galaxy DeX for PCは Windows だけではなく Mac でも使えますよ。

このGalaxy DeX for PCはチューニング不足感が否めないです。特に日本語周りは依然として安定せず、快適さからは程遠いと言わざるを得ません。

もしかしたらビデオ動画閲覧、ゲームプレイ、プレゼンの再生目的ならば、Galaxy DeX for PCも役に立つのかもしれませんが、どちらかというとデスクトップエクスペリエンスを求める私としてはより作り込んでいただかないと「まだまだだな」と思わざるを得ません。

そもそもGalaxy DeXが出てきたのはもう3年も前。日本語ユーザの私にとっては、全然進化していないですね。

Galaxy DeX for PCの有用性を全否定するつもりはないのですが、私にとっては「もうちょい頑張って・・・」と言いたいところです。

このことは Galaxy Note10+でもS20シリーズでも一緒でしょう。Galaxy DeX が欲しいからGalaxyを買うと考えている人には「ちょっと待ったー！」とお伝えしたいです。

ジェスチャーナビゲーション周りが改善したよ

Android 10において、ジェスチャーが改善しました。画面の端からスワイプすることで操作が改善されました。

このジェスチャーは、日本語入力周りにも影響しています。私はGalaxyキーボードではなく、Googleの日本語入力アプリ「Gboard」を利用しているのですが、Android 10においては画面下部に空白ができるようになりました。これによりジェスチャーの誤作動が一切なくなりました。これは実に嬉しいこと。

設定のディスプレイからナビゲーションバー、ジェスチャーで操作を選択し、他のオプションから「下からスワイプ」を選びます。

Galaxyユーザは下からのフリックに悩まされていた人も多いのではないでしょうか。「ん」を入力して、意図せずホームに戻ってしまったということがこれまで少なからずあったと思います。Android 10で改善されたので、上げる理由がここにあります。

なお私はジェスチャーについては、画面の端からスワイプするのは使わずに、One Hand Operation+ を使っています。