Samsung の Galaxy Book GoがAmazon.comで349.99USDで販売開始されました。
Samsung Galaxy Book Goが日本に輸入可能
Galaxy Book Goは、Samsungの新しいノートパソコンで、Snapdragon 7c Gen 2を搭載しています。ARM版のWindows 10 Home が動作します。
14インチ液晶ディスプレイを搭載しており、重量は3.06 lb (1.38kg)です。
バッテリー持続時間は18時間です。
また2つのUSB-Cポートを備えています。少なくとも1つのUSB-Cポートを利用して画面出力が可能と思われます。
今回、Amazonで販売されているのはメモリが4GBで、ストレージが128GBのモデル。
また将来的には5Gをサポートしたモデルが出ますが、このモデルはWi-Fiのみです。他にLTEを搭載したモデルもあります。
Samsung Galaxy Book Goが気になる
Samsung Galaxy Book Go、いいですねー。
これ、たったの349USDです。Amaoznで日本に輸入すると44,224円で購入できます。
日本へ輸入する場合は10日かかりますが、オプションのAmazonGlobal Priority Shippingを利用して10ドル余計に払うと3日で持ってきてもらえます。
なんでこんなに安いのかしらと思わされます。
比較検討されるモデルとしては、Microsoft のSurface Go 2 があります。こちらも同じ399 USDです。
個人的にはSamsung Galaxy Book GoのUSキーボードがめっちゃ気になります。
日本ではUSキーボードを搭載したパソコンがなかなか入手しづらくなってきていますね。
Galaxy Book Goのウリは、Galaxyデバイスとの連携性です。
Microsoftとの協業により、GalaxyスマートフォンとWindows PCは優れた連携性を発揮します。テキストメッセージをPCから打ったり、電話をかけたりできます。Galaxyスマートフォンで撮影した写真を簡単にPCで扱えたりします。
またGalaxy Book Goを、Galaxy Tab S7シリーズにつなぎ、セカンドスクリーンと利用することも可能です。
このシームレスに連携することが、GalaxyスマートフォンやTabを愛用してきたユーザにとってアピールポイントになっています。
ARM版Windowsってどーなの
Samsung Galaxy Book Goが大変魅力的なのですが、しかし気になる点もあります。
それはARM版のWindows 10 Homeを採用しているところです。
本機では、ARMに最適化されたアプリケーションが快適に動かせるはずです。Windows ストアでもちらほらARM対応アプリがあります。
例えば下記のアプリは問題なく動作するでしょう。
- Microsoft Office
- Microsoft Teams
- Firefox
- Amazon Prime Video
- Dropbox
ARMに最適化されていない32ビットアプリケーションはエミュレーションで動きますが、ドライバなどは不具合があるものもあります。
また64ビットアプリはそもそもエミュレーションに非対応です。(こちらは現在将来的に対応される予定です。)
すでにARM対応で成功を収めているMacとは異なり、WindowsはARM対応で苦戦していると言わざるを得ません。
したがって、Samsung Galaxy Book Goは制限付きのパソコンということができます。
ただ、私自身ARM版Windowsを利用した「Yoga C630」を使っていて、そこまで不満がありません。
利用できるアプリに制限があるのは事実なのですが、「オフィスやブラウザ、Amazonプライムビデオ程度でいいわ」というならば、私のライトな利用用途では問題ないのです。
Samsung Galaxy Book Goは、Yoga C630に似た使用感になるのではないかと想像しています。
まとめ
以上、Samsung Galaxy Book Goをご紹介しました。
Samsung Galaxy Book Goは349ドルでAmazon.comで販売されています。ARM版Windowsという特殊なパソコンではあり、利用できるアプリに制限があるものの、ライトな利用目的では問題ないでしょう。
おそらく日本では販売されないと思われますが、349ドルならAmazonから輸入しても良さそうです。